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Des économies permettent d'avoir un matelas en cas de nécessité. 
という文章があり…うーん、

「いざという時に、貯金はマットレスを持つことを可能にしてくれる」  ??
貯金しておけば、寝るところに困らない 
という意味だろうか??

実は、matelas には、マットレスという意味の他に、「役に立つもの」と意味があるのです。つまり、上の文は、「貯金は、いざという時に役に立つものだ」という意味。

matelas は元々、どういう意味だったのでしょうか?

この言葉は珍しく、アラブから来た言葉。
アラブでは、matrash と言われており、
これは、なんと!chose jetée. (捨てた物)という意味。いらなくなったクッションを一枚の布にし、それを床に敷いて、昼寝する際に、再利用していたのです。

捨てた物、しかし、役に立つ、というところから、matelas =役に立つもの
という意味があるのですね!

やはり、言葉は文化であり、歴史ですね!
楽しいですね!


by cuicuifrancais | 2019-06-07 08:59 | 言葉の語源っておもしろい!

昔はなかったOrdinateurって?

今では、当たり前のOrdinateur(コンピューター)。しかし、これは近代になって生まれたもの。よってギリシャ時代からの語源はありません。では、どうして、ordinateur という名になったのでしょうか?

この言葉は、1955年に作られた言葉。
当時のIBMのPR責任者が、calculateur(計算機)という言葉にちなみ、『calculateur électronique type 650』という名を付けたのですが…売れそうにないですよね…

そこで、文献学者だった Jacques Perret に
ネーミングのお願いをしたのです

そして、彼が名付けたのがOrdinateur 。
どこから、この名前をとったかというと、
聖書の1節『Dieu qui met de l'ordre dans le monde 』(世界に秩序を創られた神)から。

Ordinateur =mise en ordre 
(秩序を与える)
なのです。この新しい言葉は、すぐにフランスで受け入れられ、通常語となったのでした。

今では、この「秩序を与えてくれる機械」
がなかったら仕事になりませんよね。文明ってすごいですね!!

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by cuicuifrancais | 2019-05-30 08:47 | 言葉の語源っておもしろい!

École の意味って何?

学校 。最近はフランス語のécole (エコール)もよく見かけるようになりましたが、
まだまだ、学校は「School」ですね

このSchoolという言葉は、ギリシャ語の
「Shcola スコラ」から来ています。
どういう意味かというと、「仕事を辞めること!」えっ? なんだか、逆の意味では??

ギリシャ時代の文化人は、仕事をせずに、
いつも集まっては、議論をして時間を過ごしていたので、仕事をしない人たちが議論している場、が「schola 」となったのです。

それがローマに伝わって,今のイタリア語のScuola になります。どうですか?学校に行きたくなったでしょ?

あっ、でも、Scuolaとécole …似てるっていえば似てるけど、ちょっと無理がない?と思いますよね

ここからは言語学的にお話し。
ロマン語では、S+子音(Scouola)は音韻として成り立たない規則があり、その前に母音である「e」を入れたからなのです。

この規則があったのが、Rhéto-roman(東スイス辺り)からポルトガルにかけての地域で、
その証拠に、学校は
スペイン語で Escuela
ポルトガル語ではEscola 
です

学びは楽しいですね。
やはり、学校には、学びに行きましょう!
On va apprendre à l'école!!


by cuicuifrancais | 2019-05-27 09:45 | 言葉の語源っておもしろい!

Déjeuner 、Lunchの語源は?

フランス語で昼食のことを
Déjeuner と言います。最近、ちょっと知られたフランス語の1つになってきましたが、はやり
昼食は【Lunch】ですよね。

でも、どうして、こんなに仏語と英語では違うのでしょうか?

まず、Déjeunerの語源は何でしょうか?
Dé が付くと、分離(離れること)を表します。良い例がdéplacer (移動する→そこから離れる)です。つまり、déjeuner は、dé +jeuner 。jeûnerは絶食するという動詞ですので、「絶食を止める」という意味なのです。

Lunchの語源は、やや複雑です。
まず、お昼は何と言うでしょうか?フランス語ではmidi。1日の真ん中という意味ですから、すぐに納得がいきます。英語は?noon ですね。
これも全く仏語英語、全く違います。

そもそもnoonは、もとはnon 3時を意味する言葉でした。諸説ありますが、3時に祈祷する習慣があり、後にその時間が12時に変わったので
noonとなったといわれています

nuncheonという「noonの飲み物」という
言葉と、パンの1切れを表す「 lunch 」が
一緒になり、luncheonという言葉になりました。実は、lunchはluncheonが短縮されただけで本当は、luncheonなのですよ!

イギリスとフランスは、いろいろと歴史的に関係はありますが、言語は全く違う進化をとげています。言葉って面白いですね!


by cuicuifrancais | 2019-05-11 06:11 | 言葉の語源っておもしろい!

プレゼントを選ぶ際、やっぱり相手にとって実用的な物がいいなって思いませんか?
しかし、なんと!faire un cadeauプレゼントする、の語源は
「特別なことだけど、無駄なことをする」という意味なのです。

Capdel(昔の言葉で文章の初めの大文字)が語源。
昔、写真のように大文字を意味なく飾り付ける文字のテクニックが流行り、
「Capdelする」、「意味のないことをする」、これが「気晴らし」、
「余興」、という言葉に発展し、「無駄なことでも、相手を楽しますこと」、という意味に
発展していくのです。

じゃあ、何で英語はプレゼントと言うのでしょうか?
それは、フランス語のPrésentが先頭を意味するから。文章の先頭は大文字ですよね。

プレゼントは実用的でなくて良い!! 気持ちが大切です!

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by cuicuifrancais | 2016-01-21 07:59 | 言葉の語源っておもしろい!