プリンセス物語3 エドヴィゲ・ウェセックス

プリンセス物語3★エドヴィゲ・ウェセックス（Edwige de Wessex）

2はルイ2世（吃音王）の妻アデライードのお話でした。
今回はアデライードがやっと産んで育て、14年後にやっとフランスの王になれた彼女の息子シャルル3世（単純王）に嫁いだ王妃の話。つまりはアデライードの義理娘の話です。

シャルル3世はやっと王になれたものの…母アデライードの血筋であるパリ伯一家の力が
強くなり、対立が耐えませんでした
結局シャルル3世はパリ伯一家に破れ捕虜に…その時、妻エドヴィゲとの間にはやっと3歳になった息子ルイ4世（渡海王）がいました。そしてパリ伯の家系であるラウールが王になり…これは息子が殺されては大変！と、エドヴィゲは3歳の息子シャルル3世を連れて、
実家イングランドへ渡ります。そしてそこでじっとパリ伯一家の力が弱まるのを待ち…
13年後、やっと息子ルイ4世がフランス王としてフランスに帰ることに。

ルイ4世の別名「海渡王」は、母エドヴィゲが素早く判断し、海を渡り避難したことから
この名が付いたのです。