プリンセス物語1★ジュディット・ヴォン・アルトドルフ

プリンセス物語1　Judith von Altdorf（ジュディット・ヴォン・アルトドルフ807年～843年）

現在のフランスの初代王とも言われるシャルル2世（禿頭王）の母。夫は、あの有名なシャルルマーニュの一人息子ルイ。広大な土地を受け継いだルイに見初められ、夫が居たにもかかわらず、2番目の妻として嫁ぎます。前妻との間に3人の息子がおり、その広大な土地は3人の息子に3等分されることが決まっていたのですが…なんと、急にジュディットに子（シャルル2世）が誕生。前妻の息子達と熾烈な争いを繰り返し…今のフランスの地をシャルル2世に継がせるのです…しかし、このシャルル、夫ルイとの間の子ではなく、不倫関係にあった男との間の子。つまり彼女のせいで、フランス王家の血筋は、すでにこの時点で、途切れてしまったのです。全くもって評判の良くない王妃の1人です