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フランスの歴史 マザコンで大丈夫? 21

やっと、イギリスとの喧嘩も収まり、フィリップ2世の息子
ルイ8世が王になりました。
獅子王というあだ名通り、信仰も深く、十字軍に参加し、
南フランスを制覇。これで、平和な世が訪れる…と思ったのですが、
ルイ8世は凱旋途中で死去

元気だった、王が何故、急死??
この疑問は、諸侯の間での大きくなっていきました

「王は何故、急に死んだのだろう?」
「もしかして、暗殺なのでは…??」

♪邪悪と不正、偽りと嫉み、裏切りに満ちたこの日々…
♪正しきふるまいと、礼儀正しさは見捨てられ…
♪われら諸侯は、ますます世を邪悪にする…
(本当に、この歌が残っています)

「こ、この声は、シャンパーニュ伯チボー4世!!」

実際、王の死はどうしてなのか謎のままなのです。
でも、この時、一番容疑をかけられていたのが、
歌う諸侯として、有名だった、シャンパーニュ伯チボー4世
彼は、当時、“歌手”(当時はトルバトールと呼ばれていました)
として、有名は存在でした

そんな歌手がどうして、王を殺害するの??

理由は、2つ

1:ルイ8世の奥さん、ブランシュといい仲だった
(ラブレター、ブランシュのために作った歌が多々発見されています)

2:ルイ8世の政策に異議申し立てをし、ルイ8世に十字軍から除名されていた
ルイ8世はユダヤ人からお金を借りることを禁止したが、チボー4世は従わなかった)

王妃と結託して、王を殺したのではないか…この噂は
またたく間に、諸侯の間に広がったのです

しかし、王不在を長くしていけません。
12歳に息子ルイ9世が即位し、王となります
ブランシュは、「ふしだらな王妃」と中傷を浴びながらも
恋人チボーをかばい、賢く、諸侯たちをまとめていきます

このブランシュ、タダの女ではないのです!!
12歳の息子ルイ9世の傍らを離れず、摂政として政治に立ち向かいます
そして、ルイ9世はかなりのマザコンに育ち、ブランシュママなしでは
政治が行えない…という事態を招いてしまうのです。

ルイ9世は、死後聖ルイ(サン・ルイ)と名付けられるほどの人物
信仰が深く、パリの観光で有名はサン・シャぺルを作り、
芸術にも造詣深いルイ9世。
裁判制度、病院なども整え、病院では、
病人の足を自らが洗う…
清潔で立派なルイ9世

でも、マザコン

次回は、
マザコンコンビ+謎の歌手
ブランシュルイ9世、そして、チボーの政治を
もう少し詳しく、見ていきましょう
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by cuicuifrancais | 2010-09-09 10:58 | フランスの歴史