フランスの歴史16 戦いふたたび…
さあ、前回は、大変なことになってしまいましたね
フィリップ2世(尊厳王)は、うまいこと、ヘンリー(のちのリチャード1世)
に近づきますが、しかし、失敗。かえって、うまく使われ、
リチャード1世の力を増大させてしまいました。
そこで、弟のジョンに近づき、リチャード1世を倒そうとしましたが…
さて、その後、どうなるのでしょうか?
リチャード1世がオーストリアで捕虜になり、
有頂天になっていたのも束の間。リチャード1世は釈放
フィリップ2世は、ジョンに
「悪魔が解き放たれた。気をつけろ!!」
と手紙を書いたのですが、時すでに遅し。
大急ぎでイギリスに帰還したリチャード1世に
ジョンは簡単に屈服させられてしまいました
「ジョン、情けない奴め!!」
もうこうなったら、
フィリップ2世(尊厳王)とリチャード1世の直接対決です
リチャード1世は自分が捕虜の間に、フィリップ2世(尊厳王)に
うまいこと奪われた領地を取り戻しに、フランスに渡ってきました。
こうなったら、両者戦うしかありません
この戦いの勝利は、わがフランス、フィリップ2世(尊厳王)。
リチャード1世は鎧を取った際に、矢が刺さり、その傷が致命的になり
あっけなく戦死してしまいます
これで満足するフィリップ2世(尊厳王)ではありません。
リチャード1世の後継者が、あの、あっけなくまたリチャード1世に
屈したジョンだったからです。
「あいつ、王の座とあの領土を、わがものをするつもりだな!!」
ジョンはもちろん、慌てます
あの計算高いフィリップ2世のこと。
何をしかけてくるか分かりません。
案の定、ジョンに試練が訪れます
ジョンは、もともとフランスのラマルシュ伯爵の娘と婚約をしていました。
しかし、こんな戦いの中、結婚はできず、なんとその間に、
イギリスの中で力あるアングレーズ伯爵の娘と結婚していたのです!!
この結婚で、イギリス側での絆を深め、イギリス領土を守ろうとしたわけです
もちろん、この結婚に、フィリップ2世が納得するわけがありません。
フィリップ2世は、うまくラマルシュ伯爵令嬢を使い、ジョンを訴えることに決めます
「ジョン、ラマルシュ伯爵令嬢を裏切ったのですね。
令嬢は泣いてますよ。かわいそうに…こんな仕打ちはないでしょう?
和解?もちろん、和解できますが、条件があります。大した条件ではありません。
あなた方の母、アリエノールは、もとは、私の父の妻でした。ご存じですね。
アリエノールがもっていた地は、もとは、われわれフランスの領土なのです。
フランスの地、戻して頂けますね」
ジョンはうろたえます。しかし、答えはもちろんNO!
「フィリップ2世、私は、アングレーズ嬢を愛しています。愛する人と結婚した。
それまでのこと。なにも、成敗されることはないのですよ。領土の問題ではありません
イギリス領はイギリス領のままです」
「では、仕方ないですね…」
と、今度は、フィリップ2世とジョンの戦いが始まります
さあ、今度はどんな結末がまっているのでしょうか?
フィリップ2世(尊厳王)は、うまいこと、ヘンリー(のちのリチャード1世)
に近づきますが、しかし、失敗。かえって、うまく使われ、
リチャード1世の力を増大させてしまいました。
そこで、弟のジョンに近づき、リチャード1世を倒そうとしましたが…
さて、その後、どうなるのでしょうか?
リチャード1世がオーストリアで捕虜になり、
有頂天になっていたのも束の間。リチャード1世は釈放
フィリップ2世は、ジョンに
「悪魔が解き放たれた。気をつけろ!!」
と手紙を書いたのですが、時すでに遅し。
大急ぎでイギリスに帰還したリチャード1世に
ジョンは簡単に屈服させられてしまいました
「ジョン、情けない奴め!!」
もうこうなったら、
フィリップ2世(尊厳王)とリチャード1世の直接対決です
リチャード1世は自分が捕虜の間に、フィリップ2世(尊厳王)に
うまいこと奪われた領地を取り戻しに、フランスに渡ってきました。
こうなったら、両者戦うしかありません
この戦いの勝利は、わがフランス、フィリップ2世(尊厳王)。
リチャード1世は鎧を取った際に、矢が刺さり、その傷が致命的になり
あっけなく戦死してしまいます
これで満足するフィリップ2世(尊厳王)ではありません。
リチャード1世の後継者が、あの、あっけなくまたリチャード1世に
屈したジョンだったからです。
「あいつ、王の座とあの領土を、わがものをするつもりだな!!」
ジョンはもちろん、慌てます
あの計算高いフィリップ2世のこと。
何をしかけてくるか分かりません。
案の定、ジョンに試練が訪れます
ジョンは、もともとフランスのラマルシュ伯爵の娘と婚約をしていました。
しかし、こんな戦いの中、結婚はできず、なんとその間に、
イギリスの中で力あるアングレーズ伯爵の娘と結婚していたのです!!
この結婚で、イギリス側での絆を深め、イギリス領土を守ろうとしたわけです
もちろん、この結婚に、フィリップ2世が納得するわけがありません。
フィリップ2世は、うまくラマルシュ伯爵令嬢を使い、ジョンを訴えることに決めます
「ジョン、ラマルシュ伯爵令嬢を裏切ったのですね。
令嬢は泣いてますよ。かわいそうに…こんな仕打ちはないでしょう?
和解?もちろん、和解できますが、条件があります。大した条件ではありません。
あなた方の母、アリエノールは、もとは、私の父の妻でした。ご存じですね。
アリエノールがもっていた地は、もとは、われわれフランスの領土なのです。
フランスの地、戻して頂けますね」
ジョンはうろたえます。しかし、答えはもちろんNO!
「フィリップ2世、私は、アングレーズ嬢を愛しています。愛する人と結婚した。
それまでのこと。なにも、成敗されることはないのですよ。領土の問題ではありません
イギリス領はイギリス領のままです」
「では、仕方ないですね…」
と、今度は、フィリップ2世とジョンの戦いが始まります
さあ、今度はどんな結末がまっているのでしょうか?
by cuicuifrancais
| 2010-05-13 07:43
| フランスの歴史
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