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フランスの歴史2 ガロ・ロマンへ

ガロ・ロマンへ

前回は、現在のフランスの地に、総して「ケルト」
と呼ばれる人々が様々な文化と言葉を持って生きたいたのですが、
国家というまとまりは一切なかった…という点まで話しましたね。

この「国家」という概念を持たなかったことが、
あの有名なローマ人「ガイウス・ユリウス・カエサル」の
ケルト進攻を許してしまったのです。

紀元前58年、ヘルウェティイ族(現在のスイス近辺に住んでいた部族)が
ローマの属州になることを拒否したことを原因に、
紀元前51年までの間、カエサルはケルトを攻撃をし続けます。

最大の戦いは、紀元前52年の「アレシアの戦い」。
(アレシアは現在のフランス・ディジョン近辺)
アルウェルニ族(現在のフランス・オーヴェルニュ地方近辺に住んでいた部族。
オーヴェルニュ (Auvergne) の名はこの部族に由来)
出身のウェルキンゲトリクスが、決起を促し、ケルト民族をひとつにまとめることに
成功します。

そうなると、カエサルもそう簡単には勝てません。
またウェルキンゲトリクスは、長年、ローマ人の戦い方を研究していたため
さすがのカエサルも苦戦の連続…

やっとの思いで、この激しい戦いを制したカエサルは、ローマでの名声が高まり、
現在のフランスの地は完全にカエサルに征服されたのです。

負けたウェルキンゲトリクスはパリに送られてしまいます。

しかし、勝ったのちも
カエサルのウェルキンゲトリクスに対する敵意は並々ならぬものでした。
その証拠に、カエサルは負けた捕虜を処刑することはなかったのですが、
ウェルキンゲトリクスは、カエサルの凱旋の際に、見せしめのごとく
処刑されています。それほど、ウェルキンゲトリクスが、後々までも
英雄と崇められることをカエサルは嫌ったのです。

さて、ローマに征服された後の現在のフランスの地は、
この後500年間に渡ってローマ化されていきます。
ケルト語はラテン語に変わっていきました。

でも、思わぬところでケルト語が残っているんです。
なんでしょうか?

そう、数字です。20進法や8、15を基に考えますね。
80をquatre -vingts(20進法)
1週間を8jours
2週間を15jours
という言い方は、ケルトの名残だと言われています

しかし、わずかながらにケルト語を残すものの
言葉、文化のほとんどがローマ化されていきます。

ローマもここで安泰か…と思った矢先
歴史上大きな「ゲルマン民族の大移動」
が始まり、ローマを脅かします…

さて、今後、フランスの地はどうなっていくのでしょうか?
続きは次回。

【これ、読んでみたら?】
◆19世紀ロマン主義 ネルヴァル 「オーレリア」◆

ローマやケルトの美術に凝っていた大叔父に
育てられたネルヴァルは、子供の時から神秘思想に
感化され、夢想主義な子になる。
25歳頃に、女優ジェニーに惚れ込み、
祖父の遺産を、ジェニーにつぎ込んだ挙句、ふられる。
のち、ジェニーの死を知った彼は、ジェニーを思い、
「オーレリア」を書く

◆「オーレリア」のあらすじ◆
オーレリアを探し求め、さまよう。
見つからず、第二の人生である冥界に降り立つ。
しかし、ここでも、オーレリアに会うことが許されず、
彼女に会える甘美な夢ばかり見るようになる。
多々試練に耐え、女神によって、救われる。
新しい彼の生が始まる…おしまい。
*ストーカーになった男性の話が、
更正するような話です。

(これは、2009年10月28日にCuiCuiメールマガジンで配信したものです)

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by cuicuifrancais | 2010-01-13 12:00 | フランスの歴史